任期付職員の保育士へ転職するメリットデメリット

任期付職員の保育士へ転職するメリット・デメリット

任期付職員とは、ある一定の任期を定めてその期間正規の職員として勤務する人のことを指します。

任期付職員の保育士は、主に自治体で募集していることが多いです。

非常勤職員や臨時(パート・アルバイト)職員とは違い、任期付気職員は正規の職員と同等の扱いを受けながら勤務するため、仕事内容も責任のあるものを割り当てられます。

ここでは、任期付職員の保育士へ転職するメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。

1.任期付職員の保育士へ転職するメリット

任期付職員の保育として働く女性

任期付職員の保育士のメリットについて、以下で3つご紹介します。

 

(1)責任のある仕事を持つことができる

任期付職員の保育士は、

  • クラスの担任
  • 保育園での係
  • 行事の担当

等も割り当てられ、正規職員の保育士と同じ仕事を任されます。

そのため、一緒に組んでいる職員との連携のもと、自分の考えでクラス運営をすることも可能であり、今までのスキルや技術も充分に活用することができます。

 

(2)正規職員と同じ福利厚生や休暇制度を利用できる

任期付職員の保育士は、年次有給休暇・夏季休暇・厚生休暇などの休暇制度を正規職員の保育士と同等に利用することができます。

また職場や自治体で加入している福利厚生も利用可能であるため、任用期間中は福利厚生制度を有効に活用することも可能です。

 

(3)勤務している職場で正規採用されやすい

任期付職員として勤務している職場に正規の採用を希望している場合は、採用されやすくなることもメリットとして挙げられます。

 

公立保育園の場合は公務員試験が必須

ただし、任期付職員が公立の保育園で正規採用してもらうには、公務員試験に合格しなければならないため、受験勉強が必須となります。

 

2.任期付職員の保育士へ転職するデメリット

任期付職員の保育士へ転職するデメリットを考える女性

任期付職員の保育士へ転職を考える際は、デメリットも頭に入れておくことが必要です。

以下で確認していきましょう。

 

(1)研修・教育期間が短い

任期付職員の保育士は、正規の職員として勤務できるものの任期がついているため、本来の新人職員よりは研修期間が短くなっています。

実際の現場からは

  • 新人職員が1週間で学ぶ研修を1日で終わらせてしまう
  • 書類の書き方や保育において新人保育士としての教育があまりしてもらえない

等の声も聞かれています。

 

任期付職員は即戦力が求められる

そもそも任期付職員は、育児休業の代替として採用されることも多いため、臨機応変さや即戦力を求められることもあります。

そのため、「あまり保育の経験が無い」「しっかりと研修をしてほしい」等の保育士は、転職を慎重に考えた方が良いでしょう。

 

(2)正規職員の保育士と同等の残業がある

前述の通り、任期付職員の保育士は正規の職員の保育士と同じように担任を持ちますから、係や行事も担当するため時間内に業務が終わらなかった場合は残業があります。

また、夜の時間に会議が行われる場合は、参加しなくてはいけません。

 

3.任期付職員へ転職する前におさえる注意点

任期付職員の保育士へ転職する際の注意点を確認する女性

最後に、任期付職員の保育士へ転職する際に、事前に知っておきたい注意点について、以下で見ていきましょう。

 

(1)採用時まで任用期間が分からない

任期付職員の任用期間は、国で3年ないし5年以内と定められていますが、募集は産前産後休暇・育児休暇を取得している保育士の欠員を補うために6カ月から3年以内のものが多いです。

ただし、任期付職員の保育士の募集要項では「任用期間は採用時に決定する」と書かれていることが多いため、応募する時点で「採用後にどの程度任用してもらえるのか」ということは分かりません。

そのため、「3年間は任期付職員として働きたい」と考えて応募した場合でも「合格しても任期は1年」ということも考えられます。

 

自治体採用の場合は勤務地も採用時まで分からない

任期付職員の保育士として自治体で採用された場合は、勤務地もどこになるか(その地域内のどこか)が採用時までわからないこともあるため、注意しましょう。

 

(2)任期の途中で退職はできない

任期付職員は「任期」を承諾していることが前提であるため、任期の途中で退職することは、止むを得ない事情は別として原則できません。

繰り返しになりますが、任期付職員として採用されている場合は、担任を任されることも多いため、年度の途中で担任を辞めると周りの職員や担任をしている子ども達・保護者にも多大な不安や迷惑をかけてしまうことを頭に入れておきましょう。

 

(3)求人は転職サイトか自治体のホームページで見つける

保育士が任期付職員の求人を見つけるには、まず転職サイトを活用しましょう。

転職サイトには、任期付職員だけでなく様々な保育士の転職情報が掲載されているため、希望のものが無い場合でも充分参考になるでしょう。

また、自治体が任期付職員の保育士を募集する場合は、ホームページや広報誌に掲載されているため、自治体での求人を見つける際には、希望の地域のホームページを見てみることをお勧めします。

 

ポイント

保育士へのポイント

自治体の場合は直接電話で問い合わせると今後の募集情報も聞くことができるため、まずは希望する地域の役所に電話をしてみると良いでしょう。

 

まとめ

任期付職員の保育士のメリット・デメリットについて紹介してきましたが、いかがでしたか。

正規の募集年齢よりも高い年齢で募集していることが多い任期付職員の保育士は「正規採用では年齢制限で応募できないが、経験してみたい」という人にもお勧めです。

任期付職員への転職をすることは、今後の保育士としてのキャリアを積むためにも良いステップとなるため、考えている保育士は、是非参考にしてみて下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!

The following two tabs change content below.
はにみつ(現役保育士)

はにみつ(現役保育士)

都内の保育園で15年ほど働き、現在は家庭を優先させるため保育園で臨時職員をしています。保育士の仕事は、嫌なことや落ち込む時も多いけれど、子ども達の成長と力を間近で感じられる、共感できる!本当にすばらしい職業だと思います。正規職員、臨時職員だけでなく、非常勤、任期付き職員の経験もあるため、様々な立場としての考えや、保育の現場の情報をお伝えしていきたいです。


保育士の転職口コミ

保育士資格があれば正社員の転職はもちろん、非常勤やパートでも利用できるよ!「運営者:ホイクミー」のプチ解説つき!詳細は利用した保育士の口コミを見てね。口コミには個人差があるので、3社ほど無料登録して自身で必ず比較してね。

1位マイナビ保育士

マイナビ保育士

やっぱり大手の転職会社はしっかりしてるよね。保育士転職会社は大手の転職会社がいままでなかったんだけど、条件の良い転職求人を探して比較したりするならココかな。やっぱり一番おすすめだよ。

4.26
[口コミ19件]

公式サイトへ 口コミを見る

2位保育ひろば

保育ひろば

保育ひろばさんは担当者の方が丁寧で親切なんだよね。非常勤(パート・アルバイト)でも使えるし、もちろん正社員の転職も可能だよ。良い意味で使い勝手が良いサイトだね!

3.57
[口コミ7件]

公式サイトへ 口コミを見る

3位保育エイド

保育エイド

対応スタッフの方がなんと全員女性限定!対応はしっかりしてるし、人間関係で悩んでいる保育士さんの転職に特化しているんだよね。ちなみに、保育士資格を持っていなくても、パート・アルバイトで保育補助の仕事も紹介してくれるんだよね。

3.8
[口コミ5件]

公式サイトへ 口コミを見る


全国で50社以上ある保育士専用の転職求人サイトをリアルな保育士の口コミで比較ランキングしています。完全に無料で転職もサポートしてくれるのでお勧めばかりです。

ランキング一覧へ



関連記事はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です