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病児保育士とは?仕事内容から転職注意点までおさえるポイント5つ!

病児保育士とはもともと保育園や幼稚園に通っている子供が病気になって通えなくなったときに一時的に預かるための施設で働く保育士のことです。共働き世帯が増えたことで子供が病気になってしまったときに十分に回復するまで看ているのが難しいケースが増えており、こうした病児保育を巡る環境の整備・充実が社会全体で求められるようになっているのです。

ここでは病児保育士へ転職する際におさえておきたいポイントを5つにしぼって解説していきます。
 

1.病児保育施設について

病児保育施設について

この病児保育関連の施設に関しては厚生労働省による展開が行われており、その補助金のもとで「乳幼児健康支援一時預かり事業」の名目で進められています。施設の数が増えていることで保育士の就職・転職先としての注目が集まっている状況です。
 

「病児対応型」「病後児対応型」「非施設型(訪問型)」の3タイプがある

この病児保育士には勤務する職場によって役割や業務内容にも違いが出てきます。大きく分けると現在病気を抱えている子供を預かる「病児対応型」、回復期に入っている子供を預かる「病後児対応型」、そして施設で預かるのではなく、自宅に訪問して保育を行う「非施設型(訪問型)」です。

 

ポイント

保育士へのポイント

病児対応型や非施設型は子供の病状によっては医療行為を行うケースもあるため、看護師・医師との連携の下で保育を行っていく点が大きな特徴となっています。

 

併設されているケースと施設と単独で運営している施設がある

施設も医療施設に併設されるケースのほか、保育所に併設されるタイプ、単独で施設が運営されているタイプといった種類があるので経営の状況によっても仕事の内容や待遇が違ってくるため、就職・転職を考える際の重要なポイントとなります。そのうえでメリット・デメリットを考慮して最適な職場を選ぶことが重要です。
 

2.病児保育士の仕事内容

病児保育士 仕事内容

病児保育士の仕事内容における最大のポイントは「病気で弱った子供の保育を行うこと」です。病児保育士の場合は病気を抱え、回復期でまだ元気を取り戻していない子供に暖かく接しつつ、元気づけたり励ます仕事が求められます。
 

病児対応型では医療行為や服薬を行うこともある

病児対応型の施設では病気を治療するための簡単な医療行為や服薬も行われます。ほとんどの子供はこうしたことを嫌がりますし、怯えることも少なくありません。

両親がいない環境で子供に治療を受けさせるためにも保育士が安心させ、元気付けることが大事なのです。さらにまだ回復途上にある子供に対しては看護を行うのも大事な仕事です。

 

保護者へのサポートやフォロー

保護者へのサポート、フォローも大事な仕事です。子供が健康を害している間に仕事をしなければならない状況に置かれることが多いため、しっかりと面倒を看ているから心配ない、と安心させる役割も求められるのです。
 

他職種のスタッフとの連携が重要になる

医師や看護師、その他施設のスタッフとの連携が重要になる部分もあり、他の保育士の仕事と勝手が違ってくるため興味がある方は自分に向いているのかどうかをよく考えたうえで判断した方がよいでしょう。

 

3.病児保育士に求められるスキル

病児保育士 スキル

病児保育士は保育所などで働く一般の保育士とは仕事内容や求められる資質が異なる部分があります。それだけに就職・転職を検討する際にはどのようなスキルが求められるのか、自分にそれが備わっているか、身につけることができるかどうかをあらかじめ確認しておきましょう。

 

きめ細かな対応ができるかどうかが問われる

専門的なスキルはそれほど求められない一方、きめ細かな対応ができるかどうかが問われるのが病児保育士の大きな特徴です。とくに重要なのがコミュニケーション能力です。
 

スタッフの橋渡しを行うスキル

病気を発症している最中の子供はもちろん、回復期にあった子供においても保育士だけで対応するのではなく看護師や医師、その他施設のスタッフと連携したうえで健康状態の把握や回復への努力を行っていくことになります。
 

連携がうまくいかないと子供の回復が遅れる

連携がうまくいかないと子供の回復が遅れ、適切な治療ができないといった問題が起こることもあります。そうしたことを防ぐため、病児保育士は子供と身近に接する役割とともにスタッフの橋渡しを行うためのスキルも求められるのです。
 

子供を安心させ、励ます精神面へのアプローチができるスキル

子供を安心させ、励ます精神面へのアプローチができるスキルも必要です。元気な子供を相手にする保育園ではどちらかというと元気がありすぎるために問題が起こるのを防ぐ役割が求められますが、病児保育では病気で不安になり、治療に恐怖を感じている子供を安心させて励ます役割が求められます。

 

ポイント

保育士へのポイント

このスキルは保育園ではなかなか身につける機会がなく、むしろ看護師のスキルに通じる部分があるため実務経験で身につけていくことが求められます。

 

4.病児保育士として働くメリット

病児保育士 メリット

病児保育士になることで一般の保育士とは違ったメリットも得られます。最大のメリットは「子供と深く接することができる」でしょう。病気を抱えていたり、回復期にあってまだ体調が万全ではない子供の保育を行い、時には看護の仕事も担当することになりますから、子供に寄り添い安心させてあげる要素が大きくなります。
 

行事の準備や後片付けの負担がない

それから行事がないのもメリットのひとつでしょう。保育士によってはデメリットに感じることもあるかもしれませんが、行事の準備や後片付けといった負担がありません。こうした行事の際には家に持ち帰って仕事を行わなければならならず、保護者への説明など精神的な負担が多くなる面もあります。これは残業が少なくなる点からも大きなメリットです。

 

適度な緊張感を持ちながら働ける

病気の子供と関わることでルーチンワークに陥りにくく、日々適度な緊張感を持ちながら働ける点もメリットです。確かに病気の子供の保育を行うのは難しい面もありますが、まだ治療が済んでいない子供を預かる病児対応型の施設では医療施設に併設されているケースが多く万一の時には医師や看護師が対応するのでそれほど精神的な負担も大きくはありません。

この仕事に適性を感じている人なら途中でマンネリに陥ることなくモチベーションを維持しながら働き続けることができるはずです。

 

5.病児保育士へ転職する際の注意点

病児保育士 転職注意点

病児保育士になるには病児保育を行っている施設に就職・転職するのが第一です。保育士の資格を保有していればとくに厳しいハードルが課されることはなく、自分の希望する条件や待遇を備えた求人を見つけられるかどうかがポイントとなるでしょう。
 

施設によっては実務経験が問われることもある

採用されるための条件に関しては施設のタイプによって異なるケースが見られます。例えば病児対応型施設の場合は一般の保育士としてのスキルだけでは十分に対応できないことも多く、施設によっては実務経験が問われることもあります。また施設ではなく自宅に訪問して病気の子供の保育を行う非施設型でも同様のことが言えます。
 

施設がどのような形で運営されているのかチェックする

施設がどのような形で運営されているのかも病児保育士を目指すうえで大事なポイントとなります。病児対応型の場合は医療施設と併設されているケースが多く、採用基準もその病院の基準に基づいたものになりがちです。

それだけにひとつひとつの求人の内容を詳しくチェックすることはもちろん、病院に勤務する看護師や医師と同じ複利厚生が得られるかなどの待遇にも目を向けましょう。
 

保育所と併設している場合には一般の保育士として働くこともある

保育所と併設している場合には病児保育専門ではなく一般の保育士としての業務を担当することもあります。こうした点も踏まえた上で求人探しを行っていくのも病児保育士を目指す大事な方法のひとつです。給料面や採用されやすさよりも採用された後の就業環境を重視して選んでみるとよいでしょう。

 

まとめ

病児保育士について保育士がおさえるポイントは以下の通りです。

  • 病児保育士とは病児保育施設などで働く保育士の総称である
  • 病児保育士になるには病児保育施設で働くのが一番の近道
  • 病児保育施設によっては実務経験が求められることもある
  • 場合によっては一般の保育士の業務を行うこともある

保育園などでの通常の保育士の仕事に比べてひとりひとりの子供と深く接する機会が多くなるのが病児保育士の仕事内容です。興味のある方は、保育士転職サイトを利用して、まずは情報収集から始めていくようにしましょう。

また、病児保育について専門的に学びたい方は「認定病児保育スペシャリストとは?保育士の資格取得方法とメリット」の記事も参考にしてみてください。

 

 

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ホイミー(元保育士)

ホイミー(元保育士)

都内の保育園に勤務していました。保育士に向けてプラスになる記事を更新していきます。応援よろしくおねがしいます


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