保育士の育児休暇・休業取得の取り方

保育士の育児休暇・休業取得の取り方・手続きの流れ・給与・復帰後の働き方

近年、保育士の人手不足で、待機児童の問題が深刻となっています。しかし、人手不足と言っても保育士にも育児休暇を取る権利はあります。

また、育児休暇を取ると育児手当が支給されますが、育児手当を取得するには、いくつか条件があります。また、手続きの方法も勤務先で異なるため、事前の確認が重要です。

ここでは、保育士の育児休暇取得について知っておきたい5つのことを説明しています。

 

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1.保育士の育児休暇取得の実態

保育士の育児休暇取得の実態

育児休暇というのは職場によってどのぐらいの期間取得できるのかは異なりますが、一般的には子供が満1歳になるまで取得できるというルールになっている職場が多いようです。
 

出産前から働いていれば育児休暇を取る権利は誰にでもある

育児休暇を取得する際には、出産前から働いていることが必要で、産前産後の休暇に合わせて育児休暇を続けて取得することになります。日本全体を見てみると、2016年現在では育児休暇取得率は女性なら83%とかなり高く、出産後も仕事を続ける女性が多いことが分かります。保育士の場合にも、もちろんこうした育児休暇は適用されていて、希望すれば取得する権利はあります。
 

育児休暇を取得したくてもできないのが現状

現実的には、取得したくても取得できないというケースはとても多く、出産後にも働きたい保育士にとっては大きな壁になってしまうことが多いようです。その理由は、保育園では保育士の数と園児の数の割合が決められているため、保育士の数が少なくなることによって受け入れ可能な園児の数が減ってしまうためです。

そのため、職場によっては産前産後の休暇は法律で義務付けられているので取得を認めていても、育児休暇に対してはあまり良い顔をしない所もあるようです。

 

育児休暇を取得するなら効率の保育園がオススメ

もしも転職することを検討していて、近い将来に結婚したり妊娠、出産を考えている人は、転職先を探す際には育児休暇取得に対して理解がある職場を選びたいものです。公立の保育園では比較的、こうした休暇取得には積極的なので、転職先の候補として考えてみるのも良いでしょう。
 
 

2.保育士の育児休業の取り方・手続きの流れ

保育士の育児休業の取り方・手続き

保育士が育児休業を取る際には、どのぐらい休業期間を取得する予定にしているのかを前もって職場に知らせておく必要があります。

 

育児休業の取り方は職場によって手続きの方法が異なる

産後8週間は産前産後休業として法律によって義務付けられているので、復帰したくても復帰することはできません。そのため、育児休業はその後から取得することになります。育児休業中には育児給付金をハローワークから受け取ることができるという法律になっていますが、職場によって手続きの方法が異なりますから、あらかじめ注意しなければいけません。

 

ハローワークへ育児休業給付金の申請は忘れずに

職場が手続きをしてくれる場合には、自分では特に何もする必要はありませんけれど、職場が代理で手続きしていない所では、自分自身で2か月ごとにハローワークへ育児休業給付金の申請を行うことになります。出産したばかりで忙しくて疲れている時に、こうした申請を行うことはけっこうハードです。しかし、うっかり忘れてしまうと給付金を受けられなくなってしまうので気をつけてください。

 

育児休業期間は子どもが1歳の誕生日まで

育児休業の期間は、子どもが1歳の誕生日までとなっていますが、認可保育園に子供を預けて職場復帰しようとしたけれど保育園に入れることができなかったという場合には、1歳6か月になるまで育児休業を延長することが認められています。もしも子供が1歳になる前に職場復帰すると、基本的には「やっぱり育児休業に戻りたい」と言っても戻ることはできません。しかし、特別な事情が発生して職場が理解してくれる場合には、戻ることも可能になっています。

 
 

3.保育士の育休中の給料について

保育士の育休中の給料

保育士が育休中には、働いているわけではないのでお給料が支払われることはありません。

 

育休中には育児休業給付金が国から支給される

育休中には育児休業給付金というものが国から支給されることになっていて、基本給の50%~67%がハローワークから支給されることになります。育休は子供が1歳の誕生日になるまで取得できることになっていて、最初の6か月間は基本給の67%が支給され、後半の6か月は50%が支給されることになります。
 

育児休業給付金の手続きを忘れないようにしよう

育児休業給付金の手続きは、会社が行ってくれることもあれば自分自身で行わなければいけない場合もあるので、あらかじめ職場に確認しておきましょう。一度申請すれば職場復帰するまでずっともらえるというわけではなく、2か月に1回の申請になるので、うっかり忘れてしまうことが無いように手続きすることが大切です。育児休暇を取得している時でも給付金が支給されるということは、仕事を続けたいママさん保育士にとっては大きなサポートになりますね。
 
 

4.保育士の育休の手当と支給対象者について

保育士の育休中の給料

保育士の育休中には、仕事をしているわけではないのでお給料は支給されませんが、ハローワークから育児休業給付金が支給されることになるので、収入がゼロになってしまうわけではありません。
 

育児休業給付金は職場復帰するまで受け取ることができる

育児休業給付金は、職場復帰するまで受け取ることができる給付金で、通常は子供が1歳の誕生日になるまでが最長となりますが、認可保育園に入れずに職場復帰できない場合には1歳半まで育休を取得することができるため、それに合わせて育児休業給付金の需給も延長することができます。
 

育児休業給付金は正社員として働いていた人が対象

育児休業給付金は、誰でも受け取れるというわけではありません。基本的には正社員として働いていた人が対象となるので、パートやアルバイトとして働いていて雇用保険に加入していなかった人の場合には、受給対象とはなりません。

また、育休中に職場からお給料の8割以上を支給されている人の場合には、育休手当は対象外となるので注意してください。また、健康保険に1年以上加入していることも条件となっています。
 

育児休業給付金が支給されないケース

支給されないケースもあるので気を付けましょう。例えば、産前産後の休暇のみで仕事に復帰する保育士は、育児休暇を取得していないわけですから手当は受け取ることができません。

また、妊娠中に退職してしまった場合には、それまで正社員として働いてきた人でも育休手当は受け取ることができません。なお、この手当は職場復帰する人をサポートする手当なので、育児休暇取得後に仕事を辞める予定がある人は、残念ながら受け取ることはできません。
 
 

5.保育士が育休から復帰した後の働き方

保育士が育休から復帰した後の働き方

育児休暇後も保育士として働きたいと考える人はとても多くなっています。しかし、やむを得なく周囲に迷惑をかけてしまうことも多くなってしまい、復職しても結局、退職や転職をする保育士が多いのが現状です。
 

早めに育休を切り上げて職場復帰する保育士は多数

育休を取得したのちに職場復帰する保育士はたくさんいます。育休は子供が1歳になるまで取得することができますが、実際には保育士が不足しているために育休を長く取得してしまうと園の受け入れ可能園児数に支障が出てしまうという理由で、早めに育休を切り上げて職場復帰する保育士も多いようです。どの場合でも、育休から職場復帰すると、それまでは考える必要がなかった「仕事と育児」の両立を考えながら働かなければいけません
 

周囲に迷惑をかけてしまうから退職するというのが現状

小さな赤ちゃんは、良く体調を崩して熱を出したりするものです。保育園では熱のある子どもは保育できませんから、保護者に連絡をして引き取りに来てもらうことになるわけですが、保護者が保育士として働いている場合でも例外ではありません。

そのため、正社員として働いている場合には、そうした事情で早退しなければいけないことが増えたり、子供の体調が悪い時には親は元気でもお仕事をお休みしなければいけないことが発生します。実際に職場復帰するまでは、大丈夫できると思っていても、実際に復帰した後で、周囲の人に迷惑をかけてしまうから退職するという人はとても多いのです。
 

働きづらいと感じたら転職するという手もある

職場復帰した人が気持ちよく働ける雰囲気の職場や、時間にフレキシブルに対応できる働き方というものはあります。そのため、仕事に復帰してみて、働きづらいなと感じたら、正社員ではなくパートとして働く方法を考えてみたり、一日数時間だけ働けるお仕事を探したり、また自分が働いている保育園で子供も保育できる職場を探すなど、転職を考えてみるのも良いでしょう。
 
 

まとめ

育児休暇や育児手当は、育児を行う保育士にとっては重要なものでり、法律で育児休暇を取る権利が与えられています。しかし、一部の職場では、保育士の育児休暇の取得にいい顔をしない職場も多くなっています。そのため、転職する際などには、必ず育児休暇について確認しておくと良いでしょう。

 

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ホイミー(元保育士)

ホイミー(元保育士)

都内の保育園に勤務していました。保育士に向けてプラスになる記事を更新していきます。応援よろしくおねがしいます


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