保育士の現場を離れずにすむ働き方を考えた女性保育士

保育士が辞めたくなる理由と保育の現場を離れずにすむ働き方

勤務時間や給料面など、さまざまな理由から保育士を辞めることを考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、せっかくとった国家資格や、今まで培ってきた保育士の経験を捨ててしまうのは勿体ないです。

異業種へと転職して保育の現場を離れるのではなく、保育士としての働き方を変えることで、保育の現場に立ち続けることができます。完全に保育の現場を離れてしまう前に、このページを是非一度読んでみて下さい。

 

1.保育士を辞めたくなる理由と解決方法

仕事辞めたいと悩んでいる女性保育士

保育士が保育士の仕事を辞めたくなるのにはさまざまな理由があります。以下はその代表的な理由です。

  • 残業や仕事を持ち帰って家でやることが当たり前となっている
  • 人間関係でのトラブルが多い
  • 責任ある仕事内容に対して、給料が見合わない
  • 結婚や出産などの環境の変化があると働き続けにくい
  • 子供に対する愛情の低下

これらの理由を1つ1つ詳しく見ていくとともに、それぞれの解決方法をご紹介します。

 

残業や持ち帰り仕事が多すぎる

主に正社員が務める担任保育士は、勤務時間中は子どものそばにいる時間がほとんどなので、書類仕事が思うように進みません。児童のお昼寝の時間であっても、起きてきた子供の対応・連絡帳を書くなどで忙しく動いています。

その為、保育の現場では、書類仕事や行事の準備などは残業をして行うか、家に持ち帰ってすることが当たり前となっています。

 

雇用形態を変えると改善される可能性がある!

残業や持ち帰り仕事が嫌になった保育士は、パートスタッフや担任補助として保育園で働くことも選択肢の1つです。ある程度経験があればフリーで色々なクラスに入ることもできます。

さらに派遣スタッフとして複数担任の中に入れば、持ち帰りの仕事が無くなり、プライベートの充実した生活へと転向することもできるでしょう。

 

同僚や保護者との人間関係に疲れる

保育業界は女性が多く、他園他業種との関わりもほとんど無いのが一般的です。苦手な同僚や、場合によってはモンスターペアレンツと呼ばれている厄介な保護者ともつきあっていかなければなりません。

理不尽な対応をされても、我慢を強いられることも多いでしょう。ずっとそんな環境で働いていたら、いずれ心身に支障をきたしてしまいます。

 

職場を変えて労働環境改善を図る!

人間関係が悪い環境でも、相談できる上司や先輩保育士・一緒に対応を考えてくれる保育士がいれば環境を改善していくことは可能ですが、それができずに逆に評価を落とされてしまう職場環境であれば、思い切って転職をすることを考えましょう。

当たり前ですが職場を変えれば必ず環境は変わります。転職を視野にいれることをオススメします。

 

給料が安い

保育士の給料は他職に比べるととても安いです。勤務先や勤務年数にもよりますが、月の手取りが12万円ほどという保育士もいます。

 

働き方を変えて給料アップを狙う!

派遣スタッフとなるデメリットが気にならない保育士であれば、派遣に切り替えて保育の仕事を続けることもおすすめです。

場所によっては時給1200円~1600円の仕事もありますし、可能なら早番・遅番専門スタッフになり、さらに高時給を狙うこともできるでしょう。

 

結婚・出産をして今までの働き方ができない

女性のライフスタイルは年齢を重ねるごとに、刻々と変化していきます。家事・育児・介護を理由に保育の現場を離れる保育士が多いのが現状です。

また、「保育士は早番・遅番・残業・持ち帰り仕事が当たり前」という認識が根付いているからとも考えられます。家庭と仕事の両立ができないと、保育士を辞めたくなってしまいます。

 

短時間パートとして保育の現場で働き続ける!

保育士の働き方は正社員だけではありません。スーパーなどで短時間パートとして働くぐらいなら、保育経験を活かし保育現場で短時間パートとして働くことを考えてみましょう。

ポイント

保育士へのポイント

短時間パートとしてでも保育の現場に立ち続けていれば、もう一度保育の世界で働きたくなった時にブランクにもならず、雇用の際に優遇される理由にもなります。

 

子どもをかわいいと思えなくなった

保育士が子供をかわいいと思えなくなってくる要因には「保育士自身の余裕がなくなっている」ということが挙げられます。どんなに子供が好きな保育士であっても、勤務先の環境や人間関係でストレスを抱えていれば余裕がなくなります。

保育士自身にまったく余裕がない状態で、子供たちにあたたかい眼差しを向けることは難しいです。

 

原因を分析し、心に余裕を取り戻す!

子どもをかわいいと思えなくなったことを、自分のせいだけだと思わないようにしましょう。子供に愛情をもって接するということは保育士として1番大事なことだからこそ、思い悩むこともあると思います。

「子供をかわいいと思えない=自分は保育に向いていない」と考えるのではなく、他の保育園に転職する・働き方や保育への携わり方を変えるなどして、保育士自身に余裕を取り戻していきましょう。

保育業界の中で立ち直るチャンスを自分に与えることが大切です。

 

2.保育士を辞めたい保育士にお勧めの雇用形態

保育士としての働き方を考えている女性保育士

正社員の保育士が勤務形態を変えることで手に入るメリットは以下の通りです。

  • 残業・持ち帰りの仕事無くなるため、時間と心に余裕が生まれる
  • 複数の保育園で働く事で、視野が広がる
  • 正社員の保育士だった時と比べて何倍も子供をかわいいと思える

全く違う業種に転職するのではなく、同じ保育の業界に転職することで、今まで培ってきた力と経験を活かすことができます。また、正社員ではない働き方をすることで、プライベートの時間も確保ができるようになります。

以下に雇用形態別のメリットをご紹介するので、自分にあった働き方を見つけてください。

 

パート・アルバイト雇用

保育士がパート・アルバイトで働くメリットは以下の通りです。

  • 結婚後、扶養内で働くことができる
  • 日中の時間帯のみ働くことができる

パート・アルバイトでも基本的には継続して同じ保育園に勤めることでできるため、子どもたちの継続した見守りができ成長を感じることができます。

時給があまり高くないですが、ライフスタイルに合った希望の働き方をしやすい雇用形態となります。

 

派遣スタッフ雇用

派遣スタッフとして働くメリットは以下の通りです。

  • 残業・持ち帰りの仕事がない
  • 派遣会社によって守られるため、有給取得ができる
  • 直接雇用に比べ時給が高い
  • 残業しても、サービス残業が発生する事がない

派遣スタッフは職場と自分の間に派遣会社が入るため、守ってもらえることが特徴です。

 

ポイント

保育士へのポイント

派遣スタッフの保育士として働く場合は、まず派遣会社に登録し、そこから各保育園へ派遣されていく形になります。社会保険や雇用証明の発行などは派遣元となる会社で行います。

 

派遣スタッフとして働く場合の注意点

派遣スタッフは直接雇用に比べ時給は高いですが、その分ボーナスや昇給はありません。また保育士によってはタイムカードのやりとり・契約の更新や打ち切りなどをややこしく感じる場合もあります。

また、派遣先の保育園の人出が充足すれば更新はありません。慣れてきたと思ったら打ち切りになる可能性もあるため、子どもの成長を見届けていくやりがいは感じられません。

また、様々な園を経験し見識は広がるかもしれませんが、自分の能力を高めていくようなキャリアアップには繋がりにくいです。派遣スタッフの保育士として働く場合は、独自で研修に参加するなど、自ら学ぼうとする姿勢が大事です。

 

3.まとめ

保育士としての働き方に迷いを感じている場合や、保育園の保育方針に納得できていない場合、子どもとベストな関わり方をしていくことができません。

様々な要因から保育士を辞めることや転職を考える保育士は多いと思いますが、まずは、他にも選択肢があることを知り、保育の現場から離れずに悩みを解決する手段を探してみましょう。

保育士が求められている現場は保育園だけではありません。例えば以下のような例が挙げられます。

  • 児童養護施設のような福祉施設
  • 幼稚園の担任補助や保育後の預かり時間のスタッフ
  • ショッピングモールなどの一時託児所
  • ベビーシッター
  • 幼児教育の場
  • 子ども用品を売っているようなお店

「子供に本当に必要なものは何か」「子供のためになるものはどういったものか」など、初めて子育てをする親には、実際の経験が説得力もあり役立ちます。

保育園不足・保育士不足が社会問題となっている今、保育士がきちんと自らの生活を守りつつ、社会に貢献しているという誇りをもって働いていくことが大切です。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!

The following two tabs change content below.
マル先生

マル先生

正社員としてフルタイム→時短勤務を8年間、さらに派遣スタッフへ転職をして、ライフステージに合わせた様々な働き方で保育士を続けています。 仕事に押しつぶされて辛かった日々もあったけど、いまはプライベートや家庭とバランスのとれた働き方になり、子どもたちに心からの笑顔を向けられます。本当に保育の世界を離れなくてよかった♪同じような境遇の保育士さんと思いを共有していきたいです!


保育士の転職口コミ

保育士資格があれば正社員の転職はもちろん、非常勤やパートでも利用できるよ!「運営者:ホイクミー」のプチ解説つき!詳細は利用した保育士の口コミを見てね。口コミには個人差があるので、3社ほど無料登録して自身で必ず比較してね。

1位マイナビ保育士

マイナビ保育士

やっぱり大手の転職会社はしっかりしてるよね。保育士転職会社は大手の転職会社がいままでなかったんだけど、条件の良い転職求人を探して比較したりするならココかな。やっぱり一番おすすめだよ。

4.26
[口コミ19件]

公式サイトへ 口コミを見る

2位保育ひろば

保育ひろば

保育ひろばさんは担当者の方が丁寧で親切なんだよね。非常勤(パート・アルバイト)でも使えるし、もちろん正社員の転職も可能だよ。良い意味で使い勝手が良いサイトだね!

3.57
[口コミ7件]

公式サイトへ 口コミを見る

3位保育エイド

保育エイド

対応スタッフの方がなんと全員女性限定!対応はしっかりしてるし、人間関係で悩んでいる保育士さんの転職に特化しているんだよね。ちなみに、保育士資格を持っていなくても、パート・アルバイトで保育補助の仕事も紹介してくれるんだよね。

3.8
[口コミ5件]

公式サイトへ 口コミを見る


全国で50社以上ある保育士専用の転職求人サイトをリアルな保育士の口コミで比較ランキングしています。完全に無料で転職もサポートしてくれるのでお勧めばかりです。

ランキング一覧へ



関連記事はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です