過去の習い事などの経験を活かして働く女性保育士

保育士が保育の現場で活かせる人生の経験とは

過去に様々な習い事や趣味に打ち込んできたという保育士も多いのではないでしょうか。今までの習い事や部活動の経験が、保育の仕事をしていく中で活きてくることがあります。

例えば、以下のような人生経験は、保育の現場でも活きてきます。

  • ピアノなどの楽器の経験
  • 野球やサッカーなどのスポーツ経験
  • 絵画や書道などの美術経験
  • 幼少期の学童保育経験

保育に関する知識を増やしていくことや、保育そのものを学ぶことは大切です。ですが、「その人自身」だからこその良さや特技を活かしていくこともとても大切です。

それぞれの経験がどういった理由から保育の現場で活きてくるのかをお話します。

 

1.ピアノなどの楽器の経験

ピアノの経験がある女性保育士

楽器の習い事の経験があると、以下のようなメリットがあります。

  • 保育現場では様々な場面でピアノのスキルが活かせる
  • 楽器が強いと転職時有利になる

下記で、一つずつ説明していきます。

 

保育現場では様々な場面でピアノのスキルが活かせる

保育現場では、以下のようにピアノを使用することがとても多いです。

  • 朝・給食前・帰りのお歌
  • 設定保育
  • 発表会・入園式・卒園式などの行事の時

このように保育現場では一年通してだけでなく、一日の中で音楽に触れる機会が多いです。

今まで楽器の経験がない保育士でも、努力をすれば簡単な伴奏が出来る程度までのレベルアップは可能ですが、「子どもの頃にピアノや楽器に触れていた経験が少しでもある」という保育士の方が、練習もスムーズな場合が多いです。

保育士は、ピアノが弾ける・ピアノの経験があるということはとても強みになります。

 

楽器が強いと転職時有利になる

保育士の採用試験では、ピアノの実技があることが多いです。過去に少しでもピアノの経験があれば、全くの未経験の保育士よりも余裕をもって取りかかることができます。

ピアノ以外でも、ギターや様々な楽器の経験も活かすことができます。ピアノのように保育士として働き始めてすぐに活きてくるとは言えませんが、保育士として働いていくうちに必ずその経験が活きてくる場面が訪れます。

 

ポイント

保育士へのポイント

最近では「園児に日本の文化に触れさせる」といった取り組みをする保育園も増えてきています。そういった場合に、琴などの和楽器や和太鼓をやっていたという特殊な経験も活きてきます。

 

2.野球やサッカーなどのスポーツ経験

運動部の経験がある女性保育士

保育士という仕事をしていく上で、一番必要なことは「体力」です。一般的な認可保育園では、勤務時間のほとんどを子どもと過ごします。何歳児を担当するとしても保育士は体力が資本です。

すでに保育士として働いている保育士の中にも、もちろん体力に自信の無い保育士はいます。ですが、運動部経験者の保育士のように、最初から「もちまえの体力」や「元気さ」のある保育士は、転職活動の段階からの印象も良いです。

 

スポーツ経験がある保育士は保育施設から求められている

優しそうな女性の先生が多いイメージですが、保育士はかなりの「体育会系職場」です。そのため、運動部出身の保育士の場合、以下の理由から帰宅部や文化部出身の保育士よりも有利に働く面が多いです。

  • 基礎体力がある
  • 長時間の練習などの厳しい環境を経験してきているため、打たれ強い
  • 挨拶や身だしなみなどの礼儀が身についている

これらはどれも保育士として働く上で、欠かせない要素です。このように、運動部出身の保育士には部活動での経験を通して「保育士に必要な資質」がすでに多く身についています。

転職活動における履歴書でも、積極的に自分が打ち込んできた部活動等に関してアピールしていきましょう。

 

スポーツ経験がある保育士は信頼を得やすい

保育士という仕事は、これからの未来を担っていく子ども達の見本となるべき職種です。たくさんの保護者や地域の人々から注目をされ、身だしなみや言葉遣いなどを常にチェックされる立場でもあります。

  • いつも笑顔
  • 元気がいい
  • 良い振る舞いが自然とできている

スポーツ経験がある保育士は以上のことが自然にできているため、保護者や地域の方からの信頼も得やすいです。

 

3.絵画や書道などの美術経験

絵の習い事をしていた女性保育士

保育園では日常的に以下のような仕事があります。

  • 毎月の壁面制作
  • 子供の制作物の見本作り
  • 絵を描く
  • 紙を切る・貼る
  • 行事での表彰状作り
  • 各家庭に配る配布物の制作

上記に挙げたような仕事対して苦手意識を持っている保育士は多いので、美術や書道の嗜みがある保育士はその経験が強みとなります。

 

かわいいイラストでおたよりなどを彩れる

保育の現場では、おたより・運動会や遠足のしおり等、ちょっとしたところに挿絵やワンポイントお絵描きが求められることも多いです。絵を描くのが得意な保育士は、保育の現場でその特技を存分に活かすことができます。

  • 子どもの頃に美術関係の習い事や部活動をしていた
  • 絵を描くことが好き

上記のような保育士であれば、仕事に対して楽しんで取り組むことができるでしょう。

 

ポイント

保育士へのポイント

自分がアイデアを出したもの・作ったもので保育室が彩られていくことは、自身のモチベーションの向上にも繋がります。

 

きれいな字は保護者からの評価も上がる

保育士の大切な仕事の一つに、「連絡帳の記入」があります。連絡帳は「子どもたちの保育園での様子を保護者に伝える」ための大切な連絡ツールです。

連絡帳を読む側の保護者からすると、我が家の連絡帳への評価=保育園への評価そのものになります。内容はもちろんですが、保護者が意外と見ているのが連絡帳に書かれている保育士の字です。

読めないような字で書かれている連絡帳は、そのことだけで保育園にクレームが入ることもあるので注意が必要です。その代わり、きれいな字で書かれている連絡帳は保護者からの評判もいいといった面もあります。

 

ポイント

保育士へのポイント

字がきれいなことは保育園での勤務以前に、履歴書や記述式の採用試験等でも印象が良く、就職・転職活動の段階からプラスに働きます。

 

4.幼少期の学童保育経験

学童保育で育った女性保育士

大家族や学童保育等多くの子どもが集まっている環境で育ってきた保育士は、一般的な環境で育ってきた保育士よりも自然と子どもへの接し方や集団ならではの喜びを感じる能力に長けている場合が多いです。

 

学童保育時代に習得した遊びが活かせる

保育士が保育園で働く際に「この程度できたら理想」というレベルの遊び能力があります。学童保育では、けん玉・こま等伝統遊びに取り組む機会が多くあります。

子どもの頃に習得した技は、学童保育卒業後もしばらくやらなかったとしても手が感覚を覚えています。そのため、保育の現場で必要になった場合にもすぐに思いだすことができます

 

ポイント

保育士へのポイント

転職活動をする際「子どもの頃から幼い子と関わる機会が多かった」等、経験を自分の強みとして伝えることができます。「他者にはない自分だけの経験や強み」を、自分なりにアピールしていくことも大切です。

 

学童保育の指導員をしていた筆者の経験談

筆者は学童保育の指導員をしていたこともあるのですが、在職中に高学年になるにつれて「将来は保育士になりたい」という子どもたちが増え、実際に学童保育の卒業生が高校卒業後保育の道に進んでいく姿も見てきました。

どんな環境でも「保育士になりたい」と志す子どもは出てきますが、学童保育や大家族の上の方の子は、筆者が見聞きして知っているなかでは割合が高いように思います。

周りに子どもがたくさんいる環境で育つと、小さい頃には「放課後家に帰れる子はいいな」「ひとりっこはいいな」など感じていたとしても、いつのまにか「聞き上手」「世話上手」「遊び上手」「リーダーシップ」等、まさに保育士に必要な子どもへの接し方を、自然と習得している場合が多いです。

 

5.まとめ

誰しも幼い頃や学生の頃に打ち込んだことや、努力したことがあると思います。それを「過去の経験」で終わらせずに、保育の仕事に活かすことを考えてみましょう。

保育士が様々な経験・特技・考え方を持っていることは、そこにいる子どもたちを良い意味で刺激し、関心を広げていく「保育そのもの」にも繋がります。

「習い事や部活動での経験を、どう保育の現場で活かしていくのか」といった具体的なことについては、転職に関する専門家に相談してみることがおすすめです。

また、保育士をしている知人が居る場合はその保育士に尋ねてみても良いでしょう。就職・転職活動をする際は、是非、今までの習い事や部活動での経験を思い出し、それらを保育の現場で活かしていくことはできないかを考えてみて下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!

The following two tabs change content below.
ひよどり(元保育士)

ひよどり(元保育士)

認可保育所・認可外保育所・学童保育所での勤務経験があります。現在は1児の母として初めての育児奮闘中!それぞれの施設での勤務年数は浅いですが、さまざまな保育現場で見てきたことや転職活動を通して学んだこと、自身の子育ての経験や調べていく中で得た知識などすべてを含めて、「記事を通して誰かのお役に立てること」を目標にがんばっていきたいです!


保育士の転職口コミ

保育士資格があれば正社員の転職はもちろん、非常勤やパートでも利用できるよ!「運営者:ホイクミー」のプチ解説つき!詳細は利用した保育士の口コミを見てね。口コミには個人差があるので、3社ほど無料登録して自身で必ず比較してね。

1位マイナビ保育士

マイナビ保育士

やっぱり大手の転職会社はしっかりしてるよね。保育士転職会社は大手の転職会社がいままでなかったんだけど、条件の良い転職求人を探して比較したりするならココかな。やっぱり一番おすすめだよ。

4.26
[口コミ19件]

公式サイトへ 口コミを見る

2位保育ひろば

保育ひろば

保育ひろばさんは担当者の方が丁寧で親切なんだよね。非常勤(パート・アルバイト)でも使えるし、もちろん正社員の転職も可能だよ。良い意味で使い勝手が良いサイトだね!

3.57
[口コミ7件]

公式サイトへ 口コミを見る

3位保育エイド

保育エイド

対応スタッフの方がなんと全員女性限定!対応はしっかりしてるし、人間関係で悩んでいる保育士さんの転職に特化しているんだよね。ちなみに、保育士資格を持っていなくても、パート・アルバイトで保育補助の仕事も紹介してくれるんだよね。

3.8
[口コミ5件]

公式サイトへ 口コミを見る


全国で50社以上ある保育士専用の転職求人サイトをリアルな保育士の口コミで比較ランキングしています。完全に無料で転職もサポートしてくれるのでお勧めばかりです。

ランキング一覧へ



関連記事はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です