学童保育で働く女性保育士を見つめる子供達

保育士が学童保育に転職するために必要な知識

保育士といえば乳幼児のお世話のイメージが強いですが、学童保育の先生としても保育士が活躍しています。しかし、保育園での勤務経験がある保育士は多くても、学童保育での勤務経験があるという保育士はそう多くはないのではないでしょうか。

今回は、保育園と学童保育で異なる様々な点・求人の見つけ方・学童保育で感じやすい不安などを説明していきます。新しい勤務先を探している保育士は、学童保育で働くことも選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。

 

学童保育の求人の見つけ方

学童保育の求人を探す女性保育士

学童保育の設置場所は大きく2つに分けることができます。

  • 小学校の敷地内
  • 小学校とは別の場所

学童保育はこのような外から見て学童保育があるかどうか分からない場所に設置されていることが多いです。そのため、学童保育で働きたいと思った場合、求人の見つけ方にもコツが必要です。

 

学童保育の求人はウェブを利用する

学童保育の求人は保育園の求人と違い、「○○市の学童保育の指導員募集」のように、求人エリアが広めに出ていることが多いです。

これは「学童保育を運営している事業者は、複数の施設を持っていることが多い」からです。市区町村内の学童保育を探したい場合は、役所の福祉課・こども課・保育課のようなサイトから一覧を見られる場合もあります。まずは、役所のホームページをチェックしてみましょう。

学童保育での勤務を希望する場合、「学童保育」だけで求人を探すのではなく、「児童館」などでも検索してみると見つかることもあります

 

ポイント

保育士へのポイント

ピンポイントで働きたい学童保育がある場合は、直接そこの施設に電話をかけるなどして見つける方法がおすすめです。

 

保育園と学童保育の仕事内容の違い

学童保育と保育園の違いを知る女性保育士

保育士が学童保育で働く場合、勤務内容が一般的な保育園とは異なる点があります。例えば下記のような点です。

  • 保護者の対応が少ない
  • 世話をする児童の年齢が様々

下記で詳しく説明していきます。

 

保護者の対応が少ない

子供たちは学校が終わると自分たちで学童にやってきます。また、必ずお迎えが来る保育園とは違い、決まった時間に一人で帰宅する子供たちもいます。

ですので、毎朝・毎夕に保護者とのやりとりをする保育園に比べると、保護者と顔を合わせることは少ないです。

 

ポイント

保育士へのポイント

保護者対応が少ないことはメリットとも言えますが、年に数回程度しか顔を合わせない中で保護者との信頼関係を築いていくことは大変です。

 

世話をする児童の年齢が様々

従来の学童保育の対象は1~3年生の低学年がほとんどでしたが、ニーズの高まりで4~6年生の高学年も利用できる学童保育が増えています。

学童保育は小学校と違い、クラス分けがあるわけではありません。大所帯の学童保育になると100人近い子供たちが一緒にいるため、まとめるのも一苦労という場合もあります。

 

ポイント

保育士へのポイント

学童保育の施設によっては、低学年クラス・高学年クラスに分けているところもあります。しかし、学童保育での保育内容自体がまだまだ未開発の分野ということもあり、手探りで進めている学童保育の施設が多いです。

 

特別学級に在籍している児童も学童保育では同じ一員

一般的な保育園と違い、発達障害のある子供に対する加配が特にないところも多くあります。小学校では特別学級に在籍している子供でも、学童保育では一般の子供たちと同じ一員になります。

そのため、保育士は障害のある子供にかかりっきりになり、他の子供たちの世話に手が回らないという状況が発生する場合もあります。

 

学童保育の勤務時間について

保育園と学童保育の勤務時間の違いを知る女性保育士

学童保育で働く場合、出勤時間は働く施設によって異なります。以下の項目で、小学校に併設されている学童保育と児童館などの施設と併設の学童保育の勤務時間を説明していきます。

 

小学校に併設されている学童保育の勤務時間

保育士が小学校に併設されている学童保育の勤務時間の特徴は以下の通りです。

  • 基本的に早朝からの勤務はない
  • 勤務時間が短い

早朝からの勤務が多い保育園に比べ、学童保育の場合は学期中の午前中はほとんどが休みになります。

 

小学校に併設されている学童保育の勤務時間に対するデメリット

一見良いことだらけに見える学童保育での勤務ですが、働く保育士の立場によってはデメリットとなる点も存在します。主なデメリットは以下の通りです。

  • 勤務時間が少ないため、月給がやや低い
  • 夏や冬の長期休暇は朝からの勤務になる
  • 正規の職員としての勤務は少ない

これらのデメリットがあるため、学童保育で働く若い保育士は少ないです。保育園とは違い、学童保育では「子育てにひと段落したお母さん」といった雰囲気の保育士が多く勤務しています。

また、学童保育での雇用は、有期契約で1年ごとの更新という形態が多い点もデメリットとして挙げられます。

 

ポイント

保育士へのポイント

民間企業が運営している学童保育では、正規の職員としての雇用もあります。長期で安定して働きたいと考えている保育士は、こちらの求人を探してみるのもおすすめです。

 

児童館などの施設と併設の学童保育の勤務時間

児童館に併設されている場合は、午前中からの勤務になります。ですが、保育園のように早朝7時からのような勤務はほとんどありません。

児童館の開所はだいたい9時頃からになるため、保育士は早くても8時半ごろの出勤となります。午前中は未就園の小さい子供たちとその母親たちを対象とした親子タイムを行い、午後になると学校を終えた小学生たちを預かります。

 

保育士が学童保育で働く場合に感じやすい不安とは

学童保育で働くことに不安を感じている女性保育士

保育士が学童保育で働こうと思った場合、以下の2つの不安を抱える保育士が多いです。

  • 小学生に勉強を教えられるか不安
  • 具体的な仕事内容が想像できなくて不安

以降の項目でそれぞれの不安に答えていきます。

 

勉強を教えられるか不安

学童保育に通う子供たちは、学童保育中に宿題を済ませることもします。ですが、原則保育士が直接勉強を教えるということはありません。

これは学童保育では「学校の先生と教え方が異なると、子供たちが混乱してしまってよくない」というスタンスを取ることが多いためです。学童保育の指導員は「勉強を教える」のではなく、「勉強を見守る」ことが役割と言えます。

 

「お世話」の内容が想像できなくて不安

保育園とは違い、学童保育で預かる児童は自分自身で一通りのことができます。そのため、同じ「児童のお世話をする」とう業務内容であっても、少し異なってきます。

  • 勉強や遊びを見守る
  • 喧嘩が起きた場合は仲裁をする
  • 片づけやおやつを取りまとめる
  • 子供たちと一緒に掃除をする
  • 連絡帳のチェック

学童保育で働く保育士は、上記のようなことを日々行っています。特に連絡帳のチェックは、顔を合わせることの少ない保護者と必要なことを連絡し合う手段のため、連絡帳のチェックはとても大切な仕事です。

また、年に1~2回の遠足や、学童保育内でクリスマス会を行うなどといった行事を進めていくこともあります。

 

まとめ

学童保育も保育園と同様で、勤務する学童保育によって規模の大小も違います。また、事業者によって運営方針も異なりますので、自身の希望にあった学童保育を探してみてください

「学童保育の現場が気になる」・「学童保育の様子をちょっと見てみたい」という保育士は、夏休み・冬休みといった長期休暇期間中だけの補助指導員、民間の保育園や認定こども園などで行っている「小学生の預かりサービス」の求人に応募してみても良いでしょう。

最近では、学童保育の待機児童問題も話題になっていることもあり、学童保育の施設数も毎年増えています。転職を考えている保育士は、雇用の場が増えている「学童保育での勤務」も検討してみてはいかがでしょうか。

 

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保育士ライター ポンタ40

保育士ライター ポンタ40

アラフォーの現役ママ保育士です。「フレー!フレー!保育士!!」大変なことも多い仕事ですが、一緒に頑張っていきましょう。保育業界での色々な経験を生かして、皆さんへの役立つ情報、そして元気になるメッセージを発信していきます。現在は、近所の保育園でパート勤務中。待機児童を経て無事に保育園児となった我が子も、もう卒園です。


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