保育士の多くは、小さな子供が大好きだからという理由で保育士になっていますが、保育のお仕事は体力的にも精神的にもかなりタフでなければ勤まらない仕事です。ですので、結婚退職する保育士は少なくありません。
このページでは、保育士が結婚退職するメリット・デメリットと、結婚退職した後に保育士に復職する際の求人の探し方・お勧めの職場をご紹介します。
結婚を機に保育士を続けるか退職するか悩んでいる保育士は、ぜひ参考にしてください。
1.保育士が結婚退職するメリット
保育士が結婚退職する1番のメリットは、体力的にも精神的にもゆとりのある結婚生活をスタートできるという点があげられます。
保育士の仕事は、毎日たくさんの子供と外を走り回るなど、体力的にかなりハードなお仕事です。結婚を機に仕事を辞めず働き続けると家庭と仕事の両立が難しく、ゆとりのある結婚生活ができません。
ストレスを感じずに結婚生活をエンジョイできる
保育士は言うことを聞かない子供がいたり、モンスターペアレンツがいたりすると、精神的にも大きな負担を抱えてしまいます。
結婚退職をすることによってそうしたストレスから解放されますから、毎日パートナーのためにハッピーな自分でいることができるというメリットが期待できます。
妊活がしやすくなるというメリットも!
精神的なストレスや体力的に慢性疲労になっていると、妊娠したくてもなかなか妊娠できないことは多いものです。
しかし、結婚退職をすることによって体力的にも精神的にもストレスレベルを下げることができますから、妊活にとっては大きなプラスになります。
2.保育士が結婚退職するデメリット
保育士が結婚退職をする1番のデメリットは、収入がなくなってしまうことでしょう。結婚後の世帯収入が少なくなることで、金銭的な余裕が少なからず減ってしまいます。
保育士は他の仕事と比べると低賃金と言われていますが、それでも毎月10万円~20万円ぐらいにはなります。
結婚して子供ができると毎月の出費も増えることになりますから、結婚退職することによって収入が少なくなってしまうことは、長期的な目で見て家計にとってデメリットです。
キャリアが絶たれてしまう
保育士の仕事に限らず、1度仕事を辞めてしまうとブランク期間が発生し、復職したいなと思ってもなかなか満足できる仕事が見つかりにくくなるものです。
保育士の場合にも同様であり、結婚退職して出産、育児を経たのちに復職したいなと思っても、給料面や待遇面で満足できるお仕事を見つけにくくなってしまうことは、結婚退職するデメリットと言えます。
ポイント
1度辞めてしまうと、体力面でも精神面でも楽で、それでいて子供たちを関わることができるお仕事を見つけることはなかなか難しいものです。
3.保育士が復職する際の求人の探し方
結婚退職した後に数年間のブランク期間があり、そののちに復職したいと思う保育士は少なくありません。
しかし、ブランク期間があったことによって求人の探し方には工夫が必要となります。保育士の求人にはいろいろなものがあり、待遇やお給料面も多種多様です。
経験者求むというような求人募集は、ブランク期間がある保育士にとっては採用されにくいので、できれば未経験者可とか、経験不問と明記されている求人募集を探したほうが良いかもしれません。
延長保育を行っていない施設を探す
保育士に復職すれば、結婚生活と仕事を両立しなければなりません。そのためには、必ず求人募集を探す時に勤務時間をチェックしてください。
近年では、夜間保育・早朝保育・休日保育などの延長保育を取り入れている保育園が増えており、保育士の勤務時間が不規則になっている施設が多いです。
できるだけ規則正しい勤務時間で働かないと、パートナーとの生活にずれが生じてしまい、それが夫婦間の亀裂にもつながりかねません。
ポイント
延長保育を行っている施設に転職する場合は、事前に延長保育は担当しない、と伝えることが大切です。
幼稚園と保育園を兼ねている施設を探す
もしも将来、子どもと関わることができるお仕事で体力面で楽な仕事につきたいという保育士なら、結婚退職した後に幼稚園教諭の資格を取得して、幼稚園と保育園を兼ねている施設へ転職することがお勧めです。
保育園と幼稚園の機能がコラボしている施設なら、給料が良いため収入アップにもつながります。
ポイント
結婚した後には、家庭と両立できる仕事を探したほうが結婚生活も仕事もハッピーに継続しやすくなるので、仕事選びでは実際に働いている自分をシミュレーションしながら、両立できるかどうかを考えましょう。
4.まとめ
保育士が結婚を機に退職する場合、保育園側が別の人材を雇用する時間が持てるように、具体的に退職する日程が決まってなくても退職することが分かった時点でできるだけ早めに園に通知しましょう。
おおよその時期を伝えるだけでも保育園の側は求人募集を出しやすくなります。
一般的に、退職届を提出する時期は最低でも仕事を辞める2週間ぐらい前でもOKと言われていますが、保育士の場合には保育できる子供の数が保育士の数によって異なるため、急に辞めてしまうのは周りの人に迷惑がかかってしまいます。
波風立てずに円満退職できるよう、退職時期には細心の注意を払い、最低でも2か月ぐらい前には保育園に通知したほうが良いです。
また、結婚式のギリギリまで働くという保育士も多いですが、結婚式の準備で忙しくなってしまうので挙式1ヶ月ぐらい前に退職したほうが精神的に余裕をもって退職できます。
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ホイミー(元保育士)

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