シフト作成をする保育士

保育士の勤務時間を徹底するための交渉術とシフト作成方法

保育士の勤務時間が守られていない保育施設はたくさんあります。

勤務時間が適正でないと体調を崩しやすくなる他、預かる子どもに対しても決め細やかな保育ができなくなってしまいます。

現在勤務時間厳守が徹底されていない保育施設が勤務時間厳守を徹底するためには、以下の事柄がポイントになります。

  • 適正な労働時間のシフト作成を行う
  • 退勤時間になったらすぐに帰れる環境を整える
  • 経営者に労働時間について深く話すこと

それでは、詳しく説明していきます。

1.保育士に転職した当時の勤務状況

疲れている女性

転職先の保育園の勤務状況は以下のとおりでした。

  • 事務的なことなども含め仕事が山ほどあった
  • 7時~21時過ぎまで働いていた
  • 早番でも退勤時間に帰れる雰囲気ではなかった

このように、勤務時間は全く守られていませんでした。

 

遅くまで働く事が常識化していた

勤務時間が守られていない大きな原因は、経営者である園長先生の意識です。

  • その日の気分で、定時以降に会議をはじめると言いだす
  • 18時を過ぎているのに新たに仕事を言いだす
  • 「明日やります」というと、今日中にやるように強く言われる

保育士達は言い返すことができず、遅くまで働くことが常識化していました。

 

無理な勤務状況で体調を崩す保育士が続出

残業続きの毎日では保育士は段々疲れてしまい、朝からため息が出るほど疲弊してきます。保育士が休むと、他の保育士に負担がかかるようなシフトになります。

このような勤務状況では将来的に保育園がまわらなくなってしまうので、シフトを見直す必要があります。

 

2.13時間保育シフト作成にあたってのポイント

シフト作成

13時間保育を行っている保育園でのシフト作成のポイントは以下の通りです。

  • 1年間ペアを作る
  • 1週間交代で作成する
  • 早番遅番の勤務時間を守ることを徹底する

こうすることで、適正な労働時間のシフト作成ができます。

 

ペアを作る場合は早番と遅番を平等にしなければならない

ペアを作ってシフト作成するときのポイントは、早番と遅番を平等にしなければならない、ということです。

なぜなら、順番に名前を書きだしていると遅番と早番のバランスで、遅番が多い保育士、早番が多い保育士というムラが出てきてしまうからです。早番と遅番にムラがでないように作成しましょう。

ペアは、幼児クラス担任と乳児クラス担任というような、遅番早番を組んでも支障のないような組み合わせを作ることがポイントです。

 

1週間交代で作成すれば早番遅番のムラがなくなる

1週間ずつの交代で作成をすることで、早番遅番の数のバランスをムラなくできるようになります。

土曜日勤務がある保育園では、平日に1日代休を取ってもらっていましょう。

もし早番遅番の当たっている日に休みが欲しい場合は、職員同士で責任をもって代わりを立ててもらうことも徹底したほうがよいです。

 

早番遅番の勤務時間を守れる勤務環境にする

忙しい時間帯が退勤時間の場合、定時だからと言って退勤してしまうと常識のない保育士だという空気が出てしまいます。

こういった雰囲気をなくすためには、働く保育士に対して以下の意識・勤務形態改革が必要です。

  • 保育士に勤務時間についての意識を問う
  • 他に応援を呼んで退勤時慌しくない制度を整える
  • 退勤時間に仕事が残っていれば誰かに引き継ぐ

これらを実施する事で、忙しい時間帯でも退勤時間になれば帰りやすい雰囲気を作りました。

 

保育士に時間外労働をしない、という意識を植え付ける

残業が当たり前になっている保育園では、保育士を集めて勤務時間についての意識を確認しましょう。保育士はみんな「勤務時間が守られている方がいい」と思っています。

共通の意識を持たせることで、退勤時間に保育士が帰っても嫌な雰囲気にならなくなります。

 

忙しい時間帯に退勤者がいる場合は制度を変えなければならない

忙しい時間帯が退勤時間とかぶっている保育園の場合は、各自のその時間の働き方・それぞれの動きを再度見直す必要があります。

  • パート保育士に代わりに応援に入ってもらう
  • 早めに合同保育を行う

このように、細かな働き方を見直せばスムーズに退勤することができます。

 

勤務終了後は速やかに帰り保育園に残らない

退勤時間がきた保育士には以下のことを徹底してもらいましょう。

  • ダラダラと職員室で話さない
  • 退勤時間に仕事があれば保育士に引継ぐ

このように、仕事の時間にメリハリをしっかりつけて働こうという意識を持ってもらいました。

 

3.残業代を支払わない経営者の意識の変え方

怒っている女性

残業をしないシフト作成をしても、職員会議や行事前などはどうしても残業することになってしまいます。

仕方なく残業する場合は、しっかり残業代を支払ってもらいましょう。残業代を支払わない経営者の場合は、残業代を支払うよう交渉しなければなりません。

 

経営者と話し合い、残業代を支払う必要性を説く

残業代を支払わない経営者は、保育園ではサービス残業は当たり前だと思っていますがこれは間違いです。超過した労働に対して賃金を払うのは義務です。

残業代の交渉をしてもつき返されるとはじめから諦めず、残業代を支払う義務があることを強く主張しましょう。誰かが交渉をしなければ、根本的な保育士の働く状況は変わりません。

 

残業代と時短勤務で対応する

残業代が支給される時間の上限がある場合、上限を超過した分は時短勤務で調節してください。こうすることで、ムダに働くことがなくなります。

 

まとめ

保育園の制度を変えようとすれば、もしかすると園長先生と溝ができてしまうかもしれません。

ですが、間違った労働環境を整えることで以下のメリットが得られます。

  • 気持ちよく働くことができる環境になる
  • 保育士が仕事の終わる時間を意識することで、てきぱきと仕事をこなすようになる
  • 体調を崩す保育士が少なくなる
  • 行事の準備や打ち合わせも随分と先の見通しが立てられるようになり、仕事の効率がかなり上がる

勇気を出して声を上げるだけで、とても良い労働環境になります。保育園のサービス残業について何かを変えていかないと、保育園の働く環境はよくならないでしょう。

 

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萬福まき蔵

萬福まき蔵

40代元保育士。 関西の大都市と地方の保育園に勤務していました。2回の転職経験があります。 自分の経験を通して、保育士の皆さんのお役に立ちたいと思います。 よろしくお願い致します。


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