公務員保育士に転職

公務員保育士に転職したい!募集要項チェック前に確認する6つのこと

保育士が勤務する保育園にも民間の企業や社会福祉法人などが運営している私立保育園と、地方自治体が運営している公立の保育園があります。子どもを預かり、その仕事内容に大きな差はありませんが、公立の保育園で働く場合、地方公務員にあたるため公務員保育士と呼ばれています。

同じ保育士の中でも公務員保育士は安定して仕事に就けるなどメリットがたくさんあります。ここでは公務員保育士へ転職を検討している方の参考になるよう、公務員保育士の詳細を紹介します。

 

1.公務員保育士とは

地方自治体が運営している公立の保育園で勤務する保育士のことを、公務員保育士と呼びます。保育士資格を保有しているのは大前提として、その他の特徴をまとめると以下のようになります。

  • 地方自治体ごとの採用試験に合格する必要がある
  • 公立保育園で正規雇用されると公務員の扱いになる
  • 退職を申請しない限り定年まで勤務可能
  • 育休制度が充実している

公務員として正規雇用されるため、雇用条件も必然と安定したものになります。結果、離職率が高い傾向があると言われる保育士の中でも公務員保育士は仕事を辞める方は極めて少ないです。

公務員国家試験は必要ないって本当?

公務員と言えば、国家試験いに合格しなければいけないイメージがあります。しかし、公務員の保育士になるために国家試験を受ける必要はありません。保育士の資格を持っている方が、それぞれの地方自治体が求める条件を満たし開催する採用試験に合格する必要があります。

 

自治体の採用試験に合格するだけではダメ

国家試験は必要がなく、それぞれの自治体の採用試験に合格することは必須ですが、合格してすぐ公務員保育士になれるわけではありません。該当する地域の保育施設から採用しますという申出を受けて、初めて公務員保育士として勤務ができます。

 

2.公務員保育士の採用試験について

採用試験の条件は各自治体によって多少異なる場合がありますが、まったく別物というわけではありません。基本的に自治体の採用試験に合格しても採用・勤務は翌年4月からになりますので、その時までに採用条件をクリアできる見込みがある方が受験資格の規定対象になっています。試験は1次試験・2次試験が一般的で、場所によっては3次試験が設けられています。

 

採用試験の実施期間

だいたい1次試験は7~8月に募集をかけ9月に実施される自治体が多い傾向にあります。この場合は10~11月に2次試験となります。きちんと確認をしておきましょう。

 

1次試験は教養・専門試験

気になる1次試験ですが教養試験と専門試験で選択方式の問題が出されます。教養試験の内容は高校卒業までの国語、数学、英語、理科、社会の5教科が基本とされています。専門試験については、保育の専門学校もしくは独学で勉強した保育士としての専門的な知識が出されます。公務員保育士で調べると過去の問題を見ることができるので、遡って試してみることをおすすめします。

 

2次試験は面接が主な内容

1次試験に合格した次は面接試験になります。問われる内容としては絶対ではありませんが、公務員としての考え方や自覚などを問われることもあるようです。場合によっては作文やピアノの演奏などの実技試験もあるようなので、自分の受験する自治体へ問い合わせをしましょう。

 

採用試験後の注意点

自治体の採用試験を合格した方は「採用候補者名簿」に登録をされるのですが、ここで大きな注意点があります。それは採用候補者名簿の登録機関は1年間で、その間に保育施設からの採用がなければ翌年度にもう一度、採用試験を受験しなければいけないということです。

 

 

3.公務員保育士の年収

私立と公立で働く保育士の年収ですが、初任給についてはほぼ同じくらいで16万~17万円ほどとなっています。ですが、公立保育園で働く保育士は公務員であるため、年功序列で勤続年数が多くなるほど年収は高くなります。

 

全国平均と比較して年間約200万の年収差

具体的に数字で比較してみると、保育士の全国平均年収が300万円前後に対して公務員保育士の年収は500万前後という統計が取れています。30歳くらいから公務員の保育士として勤務を開始したと仮定しても40歳で約10万円ほど、50歳を過ぎれば2倍くらい年収差がでてくるのです。

 

4.公務員保育士のメリット

年収も勤続年数に従って増えていく公務員保育士ですが、その他にもメリットはたくさんあります。ここでは代表的なものを紹介していきます。

 

延長保育導入している施設が少ない

ほとんどの私立の保育園では延長保育を実施していますが、公立保育園だと延長保育を行う施設が少ないという特徴があります。これは残業が少ないということに繋がり、育児中のママさん保育士さんなどは家庭と仕事を両立しやすくなります。

 

育休制度が徹底されている

公務員保育士は育休制度がきちんと整っているため、結婚や出産・子育てをしながらでも続けて長く働ける環境にあります。この育休制度が充実していることが離職率が少ないという結果にも繋がっています

 

5.公務員保育士のデメリット

国家試験を受けなくても所定の採用試験に合格して、保育園から採用されれば地方公務員として働ける公務員保育士ですがメリットがあればデメリットもあります。さっそく詳しいデメリットをお話します。

 

採用試験の倍率が高い

せっかく採用試験をクリアして採用候補者名簿に登録できても、該当保育園から採用情報は保育士の欠員が出た場合にだけになります。公務員という安定したイメージが強いためかなり人気が高く、自治体にもよりますが採用の倍率はかなり高いでしょう。

 

公務員のため転勤がある

採用された自治体で、約3~5年単位で転勤があります。この転勤は公務員として避けては通れない道で、人によっては一番のデメリット感じるかもしれません。

  • 転勤先が養護施設や児童福祉施設の場合もある
  • 勤務先が家から遠くなることもある

詳しい内容でみてみると上記2つのような点があります。

 

今後公立保育園が無くなる可能性がある

まだ先であり、近いうちにとも言いきれませんが国策で騒がれているの民営化政策によって今後保育園は全て私立になると言われています。今後の動向を考えると、狭き門である公立保育士を目指し民営化後に公務員としてまったく異なる職種に勤務するか、保育士として勤務したいのであれば私立の保育園への転職を視野に入れておく必要があります。

 

6.公務員保育士の求人の探し方

公務員保育士の採用倍率から考えると、公立保育園の求人の探し方でおすすめなのは「保育士転職サイト」を利用すること一択だと言えます。保育士転職サイトであれば、自分でひとりで求人を探さずとも担当のエージェントがサポートしてくれます。

 

保育士転職サイトと自治体へ問い合わせをする

採用試験の受験は絶対なので自治体の情報は自分でも調べないといけませんが、自分で確認することプラスで複数の転職サイトに登録しておきましょう。転職サイトの担当者へは公務員保育士としての転職を考えていることをしっかり説明しておくことです。

 

まとめ

公務員保育士は民営化によって将来的に廃止になってしまうでしょう。しかし、一度公務員として勤務したことで保育園以外の転職先が広がることにも繋がりますし、自分の経験値は確実にあがります。加えて、公務員保育士は狭き門とは言われていますが、地域によっては毎年募集がかけられている自治体もあるのです。公立の保育士として働くことはボーナス麺を見てもかなり魅力はたくさんあります。

 

 

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ホイミー(元保育士)

ホイミー(元保育士)

都内の保育園に勤務していました。保育士に向けてプラスになる記事を更新していきます。応援よろしくおねがしいます


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