企業内保育所 転職 ポイント

保育士が企業内保育所に転職する時に知っておきたいポイント7つ

企業内保育所は設置された企業で働く従業員の子供を預かる施設です。そのため保育士の仕事内容もその企業の事情に合わせたものになります。逆に言えば施設によって求められる仕事内容に違いが見られることもあるのです。

 

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1.企業内保育所の種類について

企業内保育所の種類

企業内保育所とは一般企業が設置・運営している保育所のことですが、詳しく見るとそれにもいくつかの種類があります。保育士が就職・転職を検討している場合にはどのような種類があるのか、どのような環境で働くことになるのかをよく確認しておくことが大事なのです。

 

企業が単独で設置・運営している保育所

まずもっとも一般的なのがひとつの企業が単独で設置・運営しているタイプ。その企業で働く従業員の子供を預かる形となります。比較的小規模のものが多く見られます。企業内保育所のイメージの大半はこのタイプによって築かれたもので、転職を目指す際にもまずはこのタイプが選択肢となるでしょう。

 

共同設置の保育所

共同設置とは複数の企業がお金を出し合って設置・運営しているタイプです。そのため預かる子供も運営に参加している企業の従業員の子供が対象になるため幅広く、施設の規模も自然と大きくなります。複数の企業がお金を出していることもあって施設面が充実している傾向が見られますが、数そのものは企業内保育所の中でもかなり少数です。

 

共同利用の保育所

一方共同利用とは単独の企業が設置・運営している状況で他の企業の従業員も利用できるタイプです。この共同利用をさらに推し進めたタイプといえるのが地域開放型。企業の従業員に限らず広く地域全般に解放した形で子供を預かっています。ほとんど私立の保育園と変わらない状況で、違いといえば一時的に預かるケースが多いことや営業時間が長いことくらいです。

こうした種類ごとの違いや特徴を見てもそこで働く保育士の役割の違いが見えてきます。転職を目指す際には参考にしておきましょう。

 

2.企業内保育所で働く保育士の仕事内容の特徴

保育士の仕事内容の特徴

基本的には預かった子供を親の仕事中に預かる形になりますから、その間子供と遊んだり、保育をする作業が中心となります。

 

臨機応変な対応が求められる

ただ、保育園とは異なり預かる時間が毎回決まっていたり、保育の計画・カリキュラムが設けられているといったことはなく、親の仕事時間に合わせて預かる形になるので臨機応変な接し方が求められます。その時々で子供がどんなことに興味を持っているのか、何をしたいのかをよく見極めたうえで楽しませることが大事なのです。

 

預かる時間帯によって求められる保育が異なる

また一般の保育園とは異なり預かる時間に幅があり、企業によっては夕方以降に預かるケースもあります。ですから時間帯に合わせた子供との接し方が求められます。子供が眠そうだったら無理して遊ばせずに寝かせてあげることも大事です。しかし預かっている子供全員をまとめて寝かせるといったことはほとんどないため、遊びたい子供と眠りたい子供の両方に目を行き届かせながら仕事を行っていくといった難しい面もあります。

このように企業内保育所で働く保育士には臨機応変で柔軟性に富んだ役割が求められ、それが魅力でもあり難しさともなっているのです。

 

3.企業内保育所で働く保育士のスケジュールの特徴

保育士のスケジュール

企業内保育所で働く保育士の1日のスケジュールは一般の保育園とはかなり異なります。毎日決められた時間に子供が訪れ、時間割に従って保育や遊びを行ったうえで決められた時間に退園するといった環境ではないため、スケジュールが変動しやすいのです。

 

大体はシフト制が導入されている

大半の企業内保育所ではシフト制を導入しているため、何時に出勤することになるかによって1日のスケジュールが大きく異なってきます。病院で設置される院内保育所に比べると営業時間はそれほど長くないので夜遅くまでの勤務は少ないですが、それでも一般の保育園に比べると営業時間が長くなるため、シフトによっては早朝から、あるいは午後過ぎから出勤というケースも少なくありません。

 

仕事を円滑に進めていくためには情報共有が肝心

ですから開園から勤務するケースと、引継いで勤務するケースと、一日の終わりまで勤務するケースでも1日のスケジュールは異なります。いずれにしろ他のスタッフとの引継ぎが行われることになりますから、その際には子供の状態や注意点などの情報を共有し、これから預かることになっている子供の情報などもしっかり共有したうえで勤務に入ることが最大のポイントとなります。

 

4.保育士が企業内保育所で働くメリット

企業内保育所で働くメリット

保育士が企業内保育所で働くメリットはさまざまな範囲に及びます。それでは、実際にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

 

プレッシャーが少ない

まず仕事内容に関しては保育園に比べて保育のレベルやプレッシャーが少ない点が挙げられます。保育園のように運動会や発表会、遠足といったイベントがないため、その準備やプレッシャーに追われて働かなければならないといったことがまずありません。

 

人間関係のトラブルが少ない

また規模が小さいため職場に人間関係に悩まされることも少ないのも大きなメリットです。こうした理由で退職した経験がある方にとっては大きな魅力となるはずです。

 

ブランクからの復職に最適

またあくまで親がその企業で働いている間に預かる形になりますから、保育園のようにカリキュラムや保育計画に基づいて保育を行うようなこともありません。保育士としての基本的な知識を備えていればとくに問題なく業務をこなすことができるため、ブランクからの復職の場としても適しています。

 

就業環境が恵まれている

こうした仕事に関わるメリットに加えて就業環境においてもメリットが見られます。とくに大きいのが雇用形態です。規の職員として採用されればその企業の従業員として扱われますから、保育園の保育士に比べて収入や福利厚生などの面で恵まれた環境を得やすいのです。残業が発生する余地も少なく、しかも勤務時間は企業に合わせて決められますから、休日出勤の機会もほとんどありません。この点は似たような勤務環境で比較されることも多い病院内の保育所との大きな違いでしょう。

 

5.保育士が企業内保育所で働くデメリット

企業内保育所で働くデメリット

保育士が企業内保育所で働く・転職する際にはあらかじめデメリットにも目を向けておく必要があります。企業の従業員として働くことができる一方、その企業の受け入れ態勢が十分に整っていない面もあるからです。

 

充分な環境が整っていない場合がある

企業内保育所は従業員の福利厚生を目的に作られたものです。しかもまだ普及が進むようになってから10年程度しか経過していないため、十分な環境が整っているとは言いがたい面もあります。企業側としてはできるだけコストの負担を避けたいという思惑もあるようで保育所として相応しい環境が用意されていないケースも多いのです。場合によっては子供を預かるために必要な設備や安全性が考慮されていないといった根本的な問題を抱えるケースもあります。

 

人手不足

スタッフの人数が足りずにシフトが厳しいといった就業環境の問題もありますし、実際、新設される企業内保育所が増加している一方、環境面や経営面の問題から閉鎖・休止する事態も増えています。

雇用される企業の景気に左右されることがある

また一般企業の従業員として雇われるので雇用環境が安定している、というイメージが強いわけですが、こうした事情から急に仕事を失ってしまうという可能性もあります。

 

人によってはやりがいを感じられない場合も

もうひとつは仕事のやりがいの問題です。保育所のように2~3年預かることを前提に毎日顔を合わせて保育する環境とは異なり、企業内保育所の保育士は園児と長く深く関わる機会が少なくなります。この点は保育に高いレベルが問われないというメリットにもなるのですが、やりがいを感じられずに不満を覚えるケースもあります。

 

6.企業内保育所に転職を考える保育士が注意する求人条件

保育士が注意する求人の条件

企業内保育所に転職を考える場合にはいくつかの点を注意した上で求人探しを行っていく必要があります。最大のポイントは雇用された以上その企業の従業員として扱われることです。これは大きなメリットでもあるわけですが、さまざまな制約や問題が生じることもあるので事前によく確認しておくことが大事です。

 

雇用条件

まずは雇用形態についてよく確認しておきましょう。企業内保育所の場合、人件費の問題もあってかパートや契約社員など非正規の形で雇用するケースが多く、不安定な雇用環境で働かなければならないケースもあります。あくまで正社員で安定した環境で働きたいという方はこの点で求人情報にふるいをかける必要があります。

 

就業時間

その上で企業内保育所の環境を確認しておきましょう。企業によって営業時間が異なっているため、それが保育士の就業環境に大きな影響を及ぼします。病院内保育所に比べるとそれほど長時間営業のところはありませんが、早朝や夜まで子供を預かっている施設ではシフトの影響で不安定な就業環境になってしまう可能性もあります。ライフワークバランスがとれる職場かどうかを確認しておくことが大事です。

 

福利厚生

それから福利厚生。企業の従業員として雇用される大きなメリットがこれですから、どれだけ充実しているか、また企業内保育所の保育士が他の従業員と同等の福利厚生を受けることができるかどうかも必ず確認しておきましょう。

 

評判

あと可能なら企業そのものの評判もチェックしておきたいところです。従業員の勤務環境があまりよくないとの評判を得ている企業では保育士の就業環境も厳しくなる可能性も大です。

 

7.企業内保育所の保育士求人の探し方とコツ

保育士求人探し方とコツ

企業内保育所への転職を考える際には求人の段階で注意点を踏まえておきましょう。まず最初のポイントは求人そのものがまだまだ少ないこと。福利厚生の一環として企業内保育所を設置する民間企業が増えているものの、本格的な普及はまだまだこれからの段階で、保育士の求人情報の中に占める割合はごく限られています。

 

転職サイトを利用して自分に最適な職場を見つけよう!

まずは保育士全体の求人の中から企業内保育所の求人だけをピックアップして絞り込める環境が求められます。転職サイトを利用する際には検索機能に着目しましょう。情報量が限られていますし、見つけ出すのも難しいだけに保育士転職サイトのサービスを最大限に活用しましょう。転職サイトの担当者に希望の条件を伝えておけば求人情報を教えてくれます。最新の求人情報をいち早く教えてくれるので良い求人を見逃してチャンスを逸してしまうといったこともありません。

 

転職サイトには非公開情報が満載!

また保育士転職サイトでは一般公開のサイトでは入手できない非公開求人も豊富に扱っているのでそこからよい求人をうまく見つけ出していくのもコツです。そのためにも保育士転職サイトはひとつだけに限らず複数に登録・利用して幅広く情報を入手できる環境を整えておきましょう。

 

企業内保育所はホームページ情報が少ない

企業内保育所の求人は企業のホームページの採用情報にも掲載されることが少ないですし、そもそも企業内保育所を設置している企業をピックアップしていく作業が大変です。それだけに専門の保育士転職サイトの重要性が高くなるのでぜひとも賢く活用していくコツを身につけておきたいところです。

 

まとめ

企業内保育所は、規模の大きな保育園は向いていないと考えている方やブランクからの復職を検討している方に適した職場といえます。自分の環境や性質を考慮し、もし企業内保育所での仕事が自分に合っていると思った場合はぜひ挑戦してみることをオススメします。

 

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ホイミー(元保育士)

ホイミー(元保育士)

都内の保育園に勤務していました。保育士に向けてプラスになる記事を更新していきます。応援よろしくおねがしいます


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